
明けましておめでとうございます。工作員の三星です。
今年のかみの工作所は六本木の展示会から始まります。
(実はもう一つありますが、発表はもう少しお待ちください)
さて、前回詳細を報告したトクショクシコウ展、
開催まで1ヶ月を切り、展覧会のDMも完成しました。
今回の展覧会のテーマは「特色」印刷。
「特色」をテーマとするからにはDMの印刷にも力が入っています。
今回の印刷では表の印刷だけで3回の工程と
一週間の時間がかかっています。
6色+黒+下地の白となるので、
8色分の版と印刷をすることになるためです。
※DMでは通常印刷の際にその色の精度や濃さが正しく出ているか判別する「ベタパッチ」と呼ばれる記号をモチーフにデザインしました。
僕が工場で色を確認のは、赤、青、茶、緑の印刷の時でした。
今回印刷紙に指定したのは通常印刷するための紙ではなく、
箱の裏紙や仕切りに使うようなとてもラフな紙です。
※印刷をするとき、工場では本番の紙に刷る前に粗悪な紙に試し刷りしてインクの調子をみます。今回のデザインはそんな本番前のラフな状態を表現したいと思いました。
工場に行ったときに見つけた
印刷適性のとても悪い、粗雑な紙なのですが、
そのラフな紙に鮮やかな色を刷りたいと思ってこの紙を選びました。
※後日談ですが、工場長が紙を発注かけたときに、業者さんに「印刷するの!?」と驚かれたそうです。
選ぶのは簡単ですが、印刷はとても職人泣かせ。
そんな粗雑な紙なのできれいな発色を印刷するのがとても難しい作業となります。
今回印刷を担当してくれた尾崎さんはインクの色や印刷の圧力、
インクの盛り具合を何度も調整することで、
この難しい作業を達成してくれました。

※切り取り線で切ることによって年賀状にもなる小さなハガキが出来上がります。
職人さんたちのおかげで特色のきれいなDMができ上がりました。
まもなくみなさんにお届け出来るかと思います。
楽しみにお待ちください。
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かみの道具3 トクショクシコウ展
紙を加工してできる道具の可能性を指向する「かみの工作所」。6組のデザイナーといっしょに「特色」を活かしたペーパープロダクトを思考しました。イロから発想し、カミをいじり、工場とやりとりしながら試行錯誤の末にたどり着いたカタチ。紙工から生まれる至高のプロダクトが皆さんの嗜好に合うと幸いです。
2010年1月29日(金)〜2月21日(日) 11:00〜19:00
AXIS リビング・モティーフ B1F「ビブリオファイル」内
106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F TEL: 03-3587-2784
オープニングレセプション 2010年1月29日(金)18:30〜20:30
●出展者(特色)|大友 学(赤)、トラフ建築設計事務所(緑)、菊地 敦己(青)、NIIMI(白)、藤森 泰司(茶)、三星 安澄(銀)
企画:萩原 修 マネージメント:山田 明良
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